前素瀞』の腹減潜夫さまから頂いた、2006年・寒中お見舞いvv


   

魔法使いが魔力を込めて、見つめるは杖の先。

荘厳な闇の中、突如浮かび上がった緑の光。その光に照らされて、尚一層の静けさと闇のコントラストが辺りを漂う。

魔法使いの呪文の後、さて、ここにはいかなる事象が巻き起こるのか…。



やっぱ潜夫さんすごいわ…!この1枚で、前後の様子を考えると思わず息をのんでしまう。

人物の表情、デッサン、服の動き、髪の流れ、光の当たり方…などなど、構成その他イラストを描く技術すべてが卓越しているのは

言わずもがななんですが、特筆すべきはこの空気!

魔法をかける瞬間の、その一瞬の空気を描いている!!見えないけれど、ざわざわと動く空気が確かにここに

存在しています。




ほんとに、潜夫さんの絵は技術だけじゃない、もっとすごい何かを感じずにはいられません。

潜夫さん、何時間でも見ていられる不思議な魔法使いイラスト、どうもありがとうございました〜vvv