百華煉獄131
 ナブーはなかなかシャマンの口唇から離れようとせず、呼吸がままならなかった。
 逃げようともがいていると、突然ナブーはシャマンの勃起したペニスを掴んだ。
「ゃ、や、だっ…!」
 局部をこんな嗜虐的な大男に掴まれて、反射的にシャマンは拒絶の言葉を口にした。
 するとそれを聞いてナブーは鼻で笑った。
「ふっ…嫌だろうな。でもそれでオレ様は悦んでんだぜ?お前が嫌がれば嫌がるほど、オレ様は興奮するってことだ」
「……っ」

 なんて下劣で低俗な男。シャマンに虫唾が走った。
「でもなァ、嫌なことされて…ここを硬ーくしてるってことは、お前も興奮してんだろう」
 しゅこしゅこ、と三度ほどペニスを擦られて、シャマンは腰を震わせた。
「ぁ、あぁっ」
「ぐひひ…ほーれほれ、もっと興奮させてやろうなァ」
 ナブーの手はかなり大きいのに、器用にシャマンのペニスをしごいた。亀頭を刺激しながら速度がどんどんと増していく。
「っ…うぅぁっ…く、あぁ、んっんんっ…」
「ますます硬ーいちんちんになってきたぜ。嬉しいねェ」
「…っ…」
 耳元で囁かれて、シャマンはあまりの屈辱に涙を浮かべた。
 それもナブーには性的欲求を大きく刺激される一因となる。


「…ホントは速攻ツッコんでやろうと思ってたんだが、お前見てたらもっと嫌がってもらいたくなったな」
 ナブーはそう言ったかと思うと、巨体をずらしてシャマンの足元へ下がった。
 そしてどっかりとあぐらをかいて、シャマンを開脚させて下半身を自分の口元へ持ち上げた。

「!!!」
「子どものちんぐり返しはいつ見ても絶景かな、絶景かな」
 逆さまの体勢で呆気にとられているシャマンは、自分の脚の間でガハハと笑う大男が何をしようとしているのかわからなかった。
 それゆえに怖れがありありと浮かんだ瞳で見つめられて、ナブーの征服欲が満たされる。


 シャマンの菊門がナブーの目の前にある。
 そこは胸の突起と同じく綺麗なピンクで、シャマンの穢れのなさを証明しているようだった。
 可憐な菊門の向こう側には、同じくころんとした可愛らしい陰嚢があり、その向こうには腹に向かって伸びる幼いペニスがあった。
 ナブーの興奮材料が目の前に並んでいる。
 『子どもを犯している』という実感を得られる光景で、ナブーの魔羅も痛いほどに勃起していた。

「っ……」
 シャマンの瞳は、未知なる行為への恐怖で揺れている。
 そんなシャマンが哀れで、今からすることへのヒントを少しだけ与えてやろうと、ナブーはべろんと舌を露出させた。
「っ!!」
 驚く少年の見開かれた目に見つめられたナブーは、そのまま出した舌をべろべろといやらしく上下左右に動かす。
「、ぁ…」
「ぎひぃ、そうだよ、それをしてやるよ」
 シャマンが今から何をされるか理解したのを見て、ナブーは舌を卑猥に動かしたまま、首をゆっくりと前方へ進めていく。
 その先には自分の菊門がある。そんなところをこれからこの男は…。

「いや、嫌だァ!!!」
 嫌悪のあまりシャマンは目を瞑った。その拍子にすぅっと涙が両のこめかみに伝い落ちる。
 ナブーは暴れようとする子どもを難なく抑え込んで、何も言わずにシャマンの菊門に舌を這わせた。
「ぅうんっ」
 舌が到達した際にびくん、とシャマンは大きく身体を震わせた。
 目を開けると自分の菊門を舐めるナブーが嫌でも視界に入ってしまう。
 絶対に見たくなくて、目を瞑ったまま顔を背けた。


 そんな仕草や態度が、ダイレクトにオレのちんぽにクるんだよ。
 そう思いながら、ナブーはシャマンの反応を愉しんで子どもの菊門を貪った。
「ん、んあん…うぅっ…あぁっ、あっ」
 絶対的な不快感の中に、どうしてか気持ち良さを感じてしまう。
 声も抑えようと思っても抑えられない。
 最低のクズ野郎に菊門を好きなように舐められて、なんでこんな風になってしまうのだろう。

 幼いシャマンは、抗いきることも、逆に快楽に身をゆだねてしまうこともできない。
 その惑いがありありと伝わってきて、ナブーは笑った。
「うんうん、気持ち悪いのに気持ちいいねェ、なんでだろうねェ」
 もう舌はシャマンの菊門の中に潜り込んでいて、硬くした先で奥の壁を押し広げている。
「~~~、あぁっ、嫌だ、嫌だっ…」
「だから、嫌だっつーのにちんちんはもうビンッビンだから、お前が興奮してんのはわかってんだって」
 ようやくナブーはシャマンの菊門から離れた。
 そして薄い黄緑の短髪を掴んだかと思うと、自身の勃起した魔羅をシャマンの口元にあてがった。

「!!!」
 ナブーの魔羅は驚くほど大きかった。
 紫がかった桃色の亀頭はでろりと重そうに上向いていて、カリのくびれから延びる茎の部分は血管が醜悪に走っている。
 勃起している大人の魔羅を見るのが初めてのシャマンでも、これが普通の大きさでないことだけはわかった。


「尻穴舐めてやったんだ。ちんぽ舐めろ」
「っ…」
 シャマンはとっさに顔を背けようとしたが、掴まれたままの髪がそれを許してくれずにその痛さに悲鳴を上げた。
「いたっ…ぐっ!!!」
 口が開いた隙を狙って、ナブーの魔羅が口内に乱入してきた。
「当たり前だが歯は立てるなよォ。お客様の魔羅は大事に大事に扱え」
「ごっ…おぶっ…!!!」
 魔羅を舐める、その上口の中に入れてしまうなど子どものシャマンには多大なる抵抗感を伴う信じられない行為でしかない。
 しかしナブーは掴んだ髪の毛を前後させて、シャマンの口内を犯した。
「っっ、おうっぐぅ、うぅえっ」
「っ…はぁ、あぁ…苦しいなァ、苦しいよなァ…」
 ただでさえ大きいナブーの魔羅は、直接的快感に加え、無理矢理イラマチオをさせているということにも性的刺激を受けて膨らんだ。

「ぐっ、げぇ…おぉえっ…」
 シャマンの目からは苦しさのあまり涙が溢れていた。
 グロテスクなナブーの魔羅を何故自分がこんな風にしてやらなければならないのか。
 辱めを受けて、頬を伝う涙の筋は途切れなかった。


 されるがままのシャマンの口から、突然ぽん、とナブーの魔羅が飛び出た。
 強制的な尺八から解放されたシャマンは、過少になっていた酸素を吸い込もうとしたが、呼吸が整わず大きくむせた。
「ごほっ…ぐっ…おぇええっ」
 吐きそうになって俯いてえづいているシャマンを、ナブーは今まで以上に色を帯びた視線で捕らえている。
 その股間は、シャマンに無理矢理させた愛撫でたけり狂っていた。